メタルな世界@嬢系

 

~嬢系音楽を愛でてゆこうではないか~

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Chthonic 『Takasago Army/高砂軍』 

嬢Voではないが、Doris嬢のファンとしては語らねばなるまい。



台湾のシンフォニックブラックメタル、Chthonicの『Takasago Army/高砂軍』。Chthonicもいつの間にやら大御所になったもんだ。

Takasago ArmyTakasago Army
(2011/07/06)
ソニック

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Dimmu BorgirやCradle of Filthと同じように、Chthonicもまたブラックメタルという枠からは離れつつある。が、私はそれで正解だと思う。

本作はぎりぎりメロブラと言って言えなくもないが、やはりカテゴリ上はメロデスの方が近いだろう。

痛み・恐怖・哀しみといった要素だけでなく、美しさ・幽玄・民族といった多様な表現を希求する彼らのようなアーティストにとって、ブラックメタルという枠は狭過ぎる。(かく言う私自身はブラックメタル大好きなのだが)

鳴くような艶のある二胡の音色は当然健在だが、今作では更に琴や尺八といった東洋楽器の音色が随所に鏤められている。これがメタルとの相性が非常に良く、ノスタルジックなアジアンテイストが倍加されているのみならず、悠久の大地を想起させる空間的広がりを曲に与えている。

不思議なことに、11月11日現在Amazonの該当ページには7名のレビューが掲載されているが、一人として琴や尺八については触れていない。他アーティストとの比較のみならず、Chthonic自体の過去作と比較する上でも重要なキーポイントのはずなのだが、何故だろう。一聴すればその特徴には気が付くはずなのだが。(何せオープニングから仕込まれているのだし)

それにしても、私は前作『Mirror of Retribution』がChthonicとしての完成形だと思っていたのだが、そこから更に高みに昇るとは思いもしていなかった。演奏技術も向上しているし、とりえあえず本作に隙はない。

一言で言おう。本作は名盤である。


P.S.冒頭でDoris嬢について触れておきながら、本文では全く言及しなかった。というかできなかった。近年のDorisのバッキングヴォーカルはほぼ皆無になってしまったが、本作に唯一不満があるとすればその点だろうか。



Chthonic@Myspace
Chthonic@Facebook






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Posted on 2011/11/11 Fri. 23:22 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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【漢】 Dagoba 『Poseidon』 

連投ですいません。

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フランスのインダストリアルメタルバンド、Dagobaの4th『Poseidon

PoseidonPoseidon
(2010/09/20)
Dagoba

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Dagoba - myspace : http://www.myspace.com/dagoba


インダストリアルと言いつつも、その実はシンフォニックなメロデスといった趣の強かった彼らだが、今作も基本的には前作『Face the Colossus』の路線を踏襲しています。ただ、前作よりはインダストリアルな趣は深まっています。

サウンドの質感は乾いたブライトなものになっており、リバーブの深かった前作と比較すると割とあっさりした印象。イメージ的には前々作『What Hell Is About』に近いテイストと言えるでしょう。

オーケストラではないものの、重厚なその楽曲はシンフォブラックを好む人達にも訴えるモノがありそうです。

Slipknotのコリィを彷彿とさせる渋味のあるShawterのヴォーカルも健在であり、クリーンVo・デスVo共に聴き所です。個人的にはデスVoよりもM9.Shen Lungで披露される哀しみを帯びたメロウな歌声がかなりツボった!

ドラムがややもたつき気味なのが全般的に気になるところではあるが、それを除けば充分に名盤たる資格を持つ一枚でしょう。





すごく良いバンドだと思うのだけど、日本であまり人気がないのが不思議…
Posted on 2010/10/24 Sun. 16:36 [edit]  /  TB: --  /  CM: 0

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【漢】 Dimmu Borgir 『Abrahadabra』 

もはや久しぶりってレベルじゃねえぞゴルァ(#゚Д゚)

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言わずと知れたブラックメタル界の重鎮、Dimmu Borgirの新作、『Abrahadabra

AbrahadabraAbrahadabra
(2010/10/12)
Dimmu Borgir

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Dimmu Borgir - myspace : http://www.myspace.com/dimmuborgir
Dimmu Borgir - official : http://www.dimmu-borgir.com/


「ジャケがいまいちかっこよくない」ということ以外に今のところ弱点が見当たらないこの一枚。過去最高のオーケストレーションに思わず涙しそうになったのは私だけではないはず。

もはや彼らの音楽はオーケストラ・メタルの領域に達しており、演奏力・構成力共にメタルシーンの重要な一翼を担う存在となっていることでしょう。

「ブラックメタル」というジャンルに拘るならば、僅かに窺えるトレモロリフと2ビートにその残滓が窺える程度で、必ずしも「ソレ系」の名盤とは言えないのだろうが、色眼鏡を外せば本作の良さは自然と見えてくるはず。

質が高く、計算し尽くされたメリハリで聴き手を圧倒する重厚なメロディ。緩急が利いているがゆえに、M8.A Jewel Traced Through Coal等のハイスピードナンバーはカタルシスを感じるほど。

100人を超えるゲストミュージシャンを迎えて製作されたという今作は、一音一音に魂が篭っていて、半端じゃない完成度を保っています。心地良く世界観に浸れる一枚となることでしょう。

また、今作はM3.Gateways(↓の動画)に女性Voがフィーチャーされてます。DjervのAgnete Kjølsrudという人だそうで、嬢メタラーとしてはこっちのバンドも気になるところ。(マイスペ聴く限りではこっちもかなり良さそう!⇒Djerv





「鉄板」とはこういうことを言うのだなあと改めて感じた一枚でした。
Posted on 2010/10/24 Sun. 15:54 [edit]  /  TB: --  /  CM: 0

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【漢】 Miss May I 『Monuments』 

更新しない方がアクセスが伸びるっぽいフシギ現象。。。

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アメリカの若手メタルコアバンド、Miss May Iの2ndアルバム『Monuments

Monument (Ocrd)Monument (Ocrd)
(2010/08/17)
Miss May I

商品詳細を見る

Miss May I - myspace : http://www.myspace.com/missmayi


久々に我が心にクリーンヒットした若手メタルバンド。1st発表時点ではメンバーの平均年齢は十八歳だったというから驚きである。(現時点でちょうど二十歳ぐらい?)

デスラッシュ、デスコア、メロデス。多様な旨味成分に富んだ音楽性だが、表現する上では無難にメタルコアと呼ぶのが良いでしょう。

重みのあるブレイクダウンを絡めたテクニカルなパート。デスラッシュを想起させながらもメロい風味を醸し出すリフ。グロウルVoは適度に暴虐に、クリーンVoはどこまでもメロく。

The Black Dahlia Murderのリフメイキング、All That Remainsの美メロクリ-ンVo。この辺りのメロディセンスを好む方は要注目ではないかと思われます。

個人的には1stアルバムの方がスピード感・突進力は上だと思いますが、サウンドプロダクションを含めた音楽の完成度としてはやはり今作の方が上か。

かなりカッチリしたタイトな演奏で、微妙にデジタライズされたような質感が個人的に気に入ってます。モダンメタルコアの名盤と言っても良いのでは。(そもそもメタルコアという言葉自体にモダンの意は含まれるのかもしれないが)





それにしても、てっきりクリーン・グロウル使い分けのVoなのかと思っていたら、クリーンVoはベーシストが兼任していたようですね。達者だなあ…。


Posted on 2010/09/23 Thu. 02:11 [edit]  /  TB: --  /  CM: 6

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【漢】Fleshgod Apocalypse 『Mafia』 

実家でまったりんぐ。慣れないPCでタイプミス多し。

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前記事でも少し触れたFleshgod Apocalypseの2010年作EP『Mafia

MafiaMafia
(2010/06/08)
Fleshgod Apocalypse

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Fleshgod Apocalypse - myspace : http://www.myspace.com/fleshgodapocalypse


前回取り上げたHour of Penanceがストレートなタイプのデスメタルとするならば、こちらの方は少しひねくれたテクニカル系のデスメタル。

音楽そのものは割とクラシカルなフレーズも多くて聴きやすいのだが、とにかくFrancesco Paoli(Hour of Penanceではヴォーカルを担当してた人)のドラムがとてつもなくテクニカル。2バスの速さも半端ではないし、ブラストビートの正確さ・音量も申し分なし。テンポチェンジも頻繁にあり、部分的にグラビティロールもかましてます。

クラシックの素養があり、かつギター・ドラム・ヴォーカルとマルチにこなしてしまうこのFrancesco Paoliなる人物、もはや「怪物」と呼ぶ以外にありますまい。今後の活動も要注目な人物と思われます。

本盤はあくまでミニアルバムであり、収録曲は5曲と少ないですが、1曲1曲の密度が濃く、決して消化不良を感じることはないでしょう。(むしろ『Oracles』はボリュームがあり過ぎて最後まで聴き通すのがしんどかった記憶があります) 内容の密度を考慮すれば本盤はちょうどいい長さかもしれません。

なお、M4.Blinded By FearはAt the Gatesのカヴァーであり、M5.Mafiaは『Oracles』と同じくピアノインストです。(これがまた味があってイイんだ☆)

クラシック、ブルデス、テクニカル。この辺のキーワードに心ときめく人は聴いて損のない一枚でしょう。オススメ!!
Posted on 2010/09/05 Sun. 23:28 [edit]  /  TB: --  /  CM: 0

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