メタルな世界@嬢系

 

~嬢系音楽を愛でてゆこうではないか~

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Abstrusa Unde 『Introspection』 

週の真ん中が休みというのもいいなあ。



フランスのシンフォニックメタル、Abstrusa Undeの『Introspection』。

Introspection_00.jpg


「シンフォニックメタル」と簡単に書いたが、このバンドのカテゴリは一言で言い表せるものでは到底ない。ブラック・デス・ペイガン・ゴシック・エレクトロ・インダストリアル・プログレ・アヴァンギャルド等々、ありとあらゆるものを詰め込んだカオスである。

基調となるのはブラックメタル・ダークゴシック辺りだが、近いアーティストと言えばむしろUnexpectやRam-Zet等のアヴァンギャルド系だろう。ただ、Unexpectよりは暗黒色が強いので、むしろDimmu BorgirやDarzamatにアヴァンギャルドの要素をミックスしたようなイメージと言った方が伝わりやすいかもしれない。

悪魔的な轟音ギターに宗教的なシンフォニック、更には暗黒的な電子音が重なり、そこに男性デスVoと女性ソプラノVoが対比を描くように錯綜する。

一般的なリスナーなど初めから眼中に無いと言った複雑怪奇で暗黒退廃な音楽性。突き放すようなその孤高のポジションはかえって潔く、素敵だと思う。

音質的な問題さえ改善されれば、間違いなく自分の中ではトップクラスのアーティストになるだろう。ただ、ブラックメタルを基軸に据えていることを考えると、この音質の悪さは敢えてそうしているのかも知れず、そういう意味ではこれがそもそもの持ち味なのかもしれない。

本盤は流通経路が限定されているので(Eメールコンタクトのみ)、入手には一手間かかるだろうが、音源自体は大半が公開されているので(YoutubeとかSoundcloudとか)、是非とも色んな人に試聴して頂きたいものである。



Abstrusa Unde@Myspace
Abstrusa Unde@Web
Abstrusa Unde@Youtube
Abstrusa Unde@Facebook
Abstrusa Unde@Soundcloud





雰囲気ちっくな何かが似ているアーティスト:
Darzamat, Unexpect, Ram-Zet,
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Posted on 2011/11/23 Wed. 14:01 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 2

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Unexpect 『Fables of the Sleepless Empire』 

一年ぶりのくせに何事もなかったように更新。



カナダの変態系アヴァンギャルドメタル、Unexpectの『Fables of the Sleepless Empire』。(Amazonの商品タイトルは何故か「Empire」が抜けている)

Fables of the SleeplessFables of the Sleepless
(2011/07/04)
Unexpect

商品詳細を見る


前作『In a Flesh Aquarium』から5年ぶりの大作。5年前はもう少し人気があったように思うのだが、寡作のせいか今やすっかりマイナーバンドになってしまった。

そもそも分かる人にしか分からないその音楽性。クラシック・デスメタル・民俗音楽等様々な要素が高次元に凝縮された濃密な作風は、時に一般リスナーを置いてけぼりにしてしまう。だがそこがいいのだ。

確かなテクニックに裏付けされたレベルの高い演奏、クラシックへの理解を感じさせる音楽センス、知的パズルのように組み立てられた複雑な曲構成。

時に壮大なオーケストラを演じ、時にコミカルな可笑しさを演じ、時に静謐な美を演じる。この一枚でお腹いっぱいになること必至である。

Ava Inferiにも似た静謐で美しいオープニングで幕を開け、徐々に深みへ誘い込むアルバム構成もまた憎らしい。レギュラーメンバーにバイオリニストが居ることからも想像できるように、基本的には生演奏っぽさを売りにしているのだが、今作は一部エレクトロの香りも漂っている。

嬢系男系問わず、2011年の傑作に挙げて良い名作だと思う。(個人的には今年のNo1)

本作は日本では入手困難(そして高い)っぽいので、購入を考えている方は以下のアドレスから購入することをお勧めします。

http://unexpect.bandcamp.com/album/fables-of-the-sleepless-empire



Unexpect@Myspace
Unexpect@Youtube





雰囲気の似ているっぽいアーティスト:
Diablo Swing Orchestra, Akphaezya, Stolen Babies, Ram-Zet
Posted on 2011/11/04 Fri. 12:53 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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The Last Void 『State of Mind』 

この人の動画、毎回声出して笑ってしまふ。。。(⇒コレ

。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *

コスタリカのプログレッシヴメタルバンド、The Last Voidのデビューアルバム『State of Mind

TLV_01.jpg
The Last Void - myspace : http://www.myspace.com/voidcr


これが本当に新人バンドだろうかと思わず唸ってしまうようなセンス・テクニック。デビュー盤にして既に大御所の如き風格を備えた作品だと思う。

別に変態的とか複雑きわまりない曲展開とか、そういう意味では全然ない。いや、そういった部分もあるにはあるが、彼らの場合、まずは「音楽である」という当たり前の大前提をとても大事にしているところがポイント。

ともすれば「テクニックを表現するための音楽」みたいに目的と手段が逆転しがちなこの界隈において、あくまで「音楽を表現するためのテクニック」という根本原則に忠実な音造りは大変に好印象です。

サウンドプロダクションについても申し分なく、嬢Vo.Adrianaの主張し過ぎず引き過ぎずの絶妙な立ち位置も好感が持てます。

曲の長さもコンパクトで聴きやすく(各5~6分)、メロディ重視のプログメタルということで素人から玄人まで幅広く訴求できる魅力を持った作品だと思います。オススメ!

ただ一つ難点は、知名度的に今一つなのでおそらく国内で購入するのは困難だろうということ。直販購入かDL購入しか手段はありますまい。

それでもお薦めするよ。名盤ですから!
Posted on 2010/08/08 Sun. 21:55 [edit]  /  TB: --  /  CM: 2

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To-Mera 『Earthbound』(EP) 

 よっぽど気に入ったアーティストでない限りEP盤を購入することは滅多にない私だが、そんな「よっぽど気に入ったアーティスト」のうちの一つがコレ。イギリスのプログレシンフォメタル、To-Meraの2009年10月リリースEP、『Earthbound』↓


Earthbound / To-Mera
October, 2009

Earthbound(To-Mera)


 To-Meraの魅力は何と言ってもジャズ・フュージョンを交えた複雑な音楽性と良質なテクニック、そしてお洒落で上品なJULIEのヴォーカルにこそあるのだが、その意味では今回のEPもまさしく「To-Meraらしい」と言えるだろう。

 ただ、前2作に見られた(聴かれた)疾走パートやダークな雰囲気はあまりなく、むしろAghoraのような独特のフワフワとした浮遊感が強いように感じます。

 EPは全4曲の収録だが、やはりそこは彼ら、#1.Mesmerized以外は全て7分を超える大曲です。

 メンド臭いので普段は1曲ごとのレビューはあまりやらないのだが、まあ4曲ぐらいだったらイイか…ということで珍しく個別のレビューをば。


#1.Mesmerized
 出だしを聴いた時は「えっ…エレクトロポップ?」と一瞬不安になったが、Voパートがスタートした時点でその不安は見事に払拭された。さすがにキャッチーと言い切れるほど単純なメロディではないが、To-Meraにしては比較的聴き易い曲だと思う。ポップなテイストが強い曲。

#2.Earthbound
 本EPのタイトル曲。ジャズ・フュージョンの色合いが濃く、クリーンギターのアルペジオに瀟洒な歌メロが載ってくる辺り良質なセンスを感じる。ディストーションギター以外にメタルを感じる部分はあまりない。

#3.Arcane Solace
 myspaceでも公開されている曲。出だしが多少オカルトチックではあるが、ある意味では一番「To-meraらしい」と言える曲だと思う。複雑で重厚なリフの上に浮遊感のあるクリーンギターやヴォーカル・シンセが絡んでくる。

#4.Another World
 4曲の中では一番ダークゴシックな色彩が強い。これも#3同様「To-Meraらしい」と言える曲だろう。疾走するタイプの曲ではないが、じっくり練り込まれたメロディが良質な個人的お気に入りチューン。


 以上4曲で、トータルは30分弱です。

 サウンドや音楽性には少し変化が窺えるものの、ヴォーカルを含めて総体的に聴けば「ああ、やっぱりTo-Meraだなあ」と感じさせるのは、やはりもうプログレッシヴとかジャズメタルとかいう領域でなく「To-Meraらしさ」を獲得しているからだろう。

 一般的にはやや難解な部類と思われますが、実力派のアーティストであるのは間違いないので、Female Metalを愛する人には是非とも聴いていただきたい一枚です†


To-Mera
Posted on 2009/11/22 Sun. 16:21 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 5

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Ram-Zet 『Neutralized』 - 2009年神盤再び 

 ノルウェーのアヴァンギャルド・メタル、Ram-Zetの4th、『Neutralized』。個人的にはThe AgonistDarzamat等と同様、「2009年嬢メタル名盤」の一つに数えても良いと思う。


NeutralizedNeutralized
(2009/10/12)
Ram-Zet

商品詳細を見る


 前作3rd『Intra』が大ブレークしたのでご存知の方も多いでしょう。

 インダストリアルなのかブラックメタルなのか、ダークゴシックなのかプログレメタルなのか、あるいはジャズメタルなのかペイガンメタルなのか。

 恐らくその全ての要素が詰め込まれているというのが正解だと思うが、それでいて騒々しさはなく、音楽としてまとまっているという稀有な高品質アーティストです。

 Amazonレビューに思いの丈をぶちまけたのでご覧あれ。


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ノルウェーのアヴァンギャルド・メタルバンド、Ram-Zetの4th。
はっきり言って一つのジャンルに収まりきるようなアーティストではありませんが、あえて言うとすれば、インダストリアル+シンフォブラック+ダークゴシックにプログレ風味をブレンドしたようなテイストでしょうか。もちろんそれだけでなく、要所要所でジャズやペイガン、クラシック、アンビエントの香りまで漂わせる忙しなさ。
はっきり言って最高です!
1stの頃からその質の高さに注目されてきた彼ら(彼女ら)ですが、今回もRam-Zetはやってくれた!
女性Vo・男性グロウル含めてメンバー全員のテクニックがかなり高く、耳の肥えているコアなリスナーに訴求力のある作品です。(逆に言うと一般的には難解な部類かもしれませんが…)
The Agonist・Darzamat等と同様、2009年の超名盤であると断言します。
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Ram-Zet myspace
(▲見た目的な萌え度は低いが、この際我慢しよう)


 前作までのガチャガチャ感はやや薄まっているように感じられますが、ヘヴィでテクニカルなサウンドがGoodだし、ゴシカルでキャッチーな嬢Voもイイ!

 Unexpectの新譜がまだ出ず、Diablo Swing Orchestraが嬢メタル的に(あくまで嬢メタル的に)微妙だったコトにややがっかりしていたこの時期、大いにテンションを盛り上げてくれた一枚でした。

 新譜からのビデオはまだ公開されていないようなので、前作から参考試聴映像を↓


Posted on 2009/10/31 Sat. 15:16 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 6

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