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Walls Of Jericho 『The American Dream』 

 デスヴォイス・絶叫シャウトを扱う女性ヴォーカリストの中では、Arch Enemyアンジェラ・ゴソウOtepオーテップ・シャマヤと並び、間違いなくトップクラスに入るのが、今回ご紹介するWalls Of Jerichoキャンダイス・カシュレインである。

The American DreamThe American Dream
(2008/07/29)
Walls of Jericho

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 現時点では彼女達の最新作となる4th『The American Dream』である。

 Walls Of Jerichoというのはアメリカ・ミシガン州のデトロイトで1998年に結成されたバンドで、ウィキペディア(英語版)なんかを見るとメタルコアに分類されているようだが、楽曲的にはかなりデスメタル寄りである。

 特に今回の作品では手数の多いドラム、細かく刻まれるバッキング、アークエネミー並の低音デスヴォイスなど、デスメタルの要素が強く出ていると思う。

 以前の記事でカナダのThe Agonistというバンドを紹介したが、楽曲の傾向としてはThe Agonistをよりスラッシュに近付けたような感じだ。

 ただし、テクニックは彼らとは比べ物にならない。Walls Of Jerichoの方が何倍も上手だ。高速域でも全くブレないドラミング、細かいくせに切れ味の鋭いギターのリフ、攻撃力が増す一方のキャンダイスのヴォーカル。度重なるドラマーの脱退で何度か活動休止に追い込まれながらも、さすがに10年の貫禄を感じさせる。

 序盤#1.New Ministryはホラー映画のSEのような不気味なサウンドから始まり、キャンダイスの低音デスヴォイスで幕を開ける。重々しいサウンドのミドルテンポの楽曲から#2.II the Preyへと続く。

 残念ながらクリップ映像はないが、#2.II the Preyは是非聴いてほしい。スピーディかつテクニカルな楽曲で、スラッシュの要素が濃い楽曲だが、彼らの高レベルなテクニックが堪能できる名曲である。

【II the Prey】

ドラムのシンバル捌きが見事じゃないですか。ただ後半2分30秒間の無音は何なんだろう。

 元々クリーンヴォーカルの少ないバンドではあるが、ラストのバラードナンバー#12.Slaughter Beginsを除けばほとんど唯一と言っていいクリーンの存在する楽曲が#7.Long Walk Homeだ。

【Long Walk Home】

やっぱり曲が終わった後に妙な無音状態が続く。

 総評としては、テクニックに重きを置いた良質なサウンドで、デスメタルとしてもメタルコアとしても完成度の高い作品じゃないかな、と思った。

 キャンダイスのヴォーカルについても、以前より更に強さを増していて、あくまでもデスヴォイスを指向するという意志の強さが窺える。

 ただ、個人的な好みを言わせてもらえば、A Trigger Full Of Promisesのようなクリーンヴォーカルがもうちょっと多くても良いかな、と思った。



The American Dream
Walls Of Jericho(ウォールズ・オブ・ジェリコ)


#1. New Ministry
#2. II the Prey
#3. American Dream
#4. Feeding Frenzy
#5. I the Hunter
#6. Famous Last Words
#7. Long Walk Home
#8. III Shock of the Century
#9. Discovery of Jones
#10. Standing on Paper Stilts
#11. Night of a Thousand Torches
#12. Slaughter Begins

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Posted on 2008/11/03 Mon. 00:32 [edit]  /  TB: --  /  CM: 0

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